メン日記
みなさんこんにちは
市民交流委員会の遠藤です。遅くなりました。
ようやく梅雨も明け本格的に夏が始まりました。今年も小学生の夏休みに併せてキャンプ三昧の日々が始まります。
そこで今回はキャンプにちなんだCS(クレーム)について書きます。
3年ほど前の話ですが、筑波で10店舗ほどの規模の、とある英会話スクールとタイアップしてイングリッシュキャンプを開催しました。そこの社長さんもキャンプに同行され、いろいろ話を伺いました。その英会話スクールでも普段より時折ハイキングやバーベキューなど野外での活動を行っていますが、保護者からのクレームは、時にはすごいものがあるそうです。
一例を挙げると、ある日公園で子ども達とカレー作りを行っていて1人の子がじゃがいもの皮むきをしていたところ、上手くできずに指の皮もほんの少し剥いてしまったそうです。本人は少し痛がっていましたが泣くでもなく消毒、手当をして保護者にお返しました。その保護者は両親ともに筑波大の医療系の研究者だったそうですが、事情を説明したところ、『なんで皮膚片を持って来ないんだ!縫合できたじゃないか!』と意味不明なお叱りを受けたそうです。その後その子はこの様な活動には参加しなくなったそうです。その他にも筑波という土地柄か、インテリな人が多くこの例に似たクレーム処理にはほとほと手を焼いているとの事でした。
私の会社でも特に気を遣う事は子ども達の安全管理についてです。
弊社の安全管理の方針は、《擦り傷・切り傷・打ち身・たんこぶ=子どもの勲章~小さなケガをたくさん体験しよう~》です。一見すると安全管理とは矛盾している様にも思われがちですが、子ども達は野外活動や外で遊んでいる時、つい夢中になって滑ったり転んだりしながら身体のバランスやリズムをとる練習をしています。
私達はそんな子ども達の好奇心や遊びを創造する力を大事にすると共に小さなケガをすることを避難したり怒ったりせず、自然の中での活発な行動と受け止めることにしています。もちろん命に関わる様な大きなケガ、事故などを起こさない様に細心の注意を払いますが、それ以外では小さなケガを積み重ね、痛みを知る事で大きなケガを防ぐ、次は気をつけよう、自分の安全は自分で守るという子どもに成長していってほしい、という願いのもと活動を行っています。
上に挙げた筑波の例では、保護者の方の心配する気持ちもわかりますが、本当に子どもの為を思えば『皮だけですんで良かった、次は気をつけなさいよ』程度の事で済むはずです。むしろこれに懲りずに色々な体験をもっと積極的にしていってほしいと願うべきだと思います。
得てして保護者の中にはついつい子どもかわいさで過保護になりがちな方がいますが、果たして本当の意味で子どもの為になっているのでしょうか?自分自身で生き抜く力、たくましさをもっともっと子ども達には身につけていってほしいと思います。その為には、子どもの頃に色々な体験、経験をしていくことが大切なことだと思います。
なかなか目に見える形ではわかりにくい事ですが十年後、二十年後必ず何かの力になっていってくれるだろうという様に考えています。そしてそれこそが私どもにとっての顧客満足に繋がるものと考えています。またこの様なことをもっと啓発し保護者の方々に理解して頂くことも重要と考えています。
長くなりましたが、次は市民交流委員会柿沼副委員長宜しくお願いします。
市民交流委員会の遠藤です。遅くなりました。
ようやく梅雨も明け本格的に夏が始まりました。今年も小学生の夏休みに併せてキャンプ三昧の日々が始まります。
そこで今回はキャンプにちなんだCS(クレーム)について書きます。
3年ほど前の話ですが、筑波で10店舗ほどの規模の、とある英会話スクールとタイアップしてイングリッシュキャンプを開催しました。そこの社長さんもキャンプに同行され、いろいろ話を伺いました。その英会話スクールでも普段より時折ハイキングやバーベキューなど野外での活動を行っていますが、保護者からのクレームは、時にはすごいものがあるそうです。
一例を挙げると、ある日公園で子ども達とカレー作りを行っていて1人の子がじゃがいもの皮むきをしていたところ、上手くできずに指の皮もほんの少し剥いてしまったそうです。本人は少し痛がっていましたが泣くでもなく消毒、手当をして保護者にお返しました。その保護者は両親ともに筑波大の医療系の研究者だったそうですが、事情を説明したところ、『なんで皮膚片を持って来ないんだ!縫合できたじゃないか!』と意味不明なお叱りを受けたそうです。その後その子はこの様な活動には参加しなくなったそうです。その他にも筑波という土地柄か、インテリな人が多くこの例に似たクレーム処理にはほとほと手を焼いているとの事でした。
私の会社でも特に気を遣う事は子ども達の安全管理についてです。
弊社の安全管理の方針は、《擦り傷・切り傷・打ち身・たんこぶ=子どもの勲章~小さなケガをたくさん体験しよう~》です。一見すると安全管理とは矛盾している様にも思われがちですが、子ども達は野外活動や外で遊んでいる時、つい夢中になって滑ったり転んだりしながら身体のバランスやリズムをとる練習をしています。
私達はそんな子ども達の好奇心や遊びを創造する力を大事にすると共に小さなケガをすることを避難したり怒ったりせず、自然の中での活発な行動と受け止めることにしています。もちろん命に関わる様な大きなケガ、事故などを起こさない様に細心の注意を払いますが、それ以外では小さなケガを積み重ね、痛みを知る事で大きなケガを防ぐ、次は気をつけよう、自分の安全は自分で守るという子どもに成長していってほしい、という願いのもと活動を行っています。
上に挙げた筑波の例では、保護者の方の心配する気持ちもわかりますが、本当に子どもの為を思えば『皮だけですんで良かった、次は気をつけなさいよ』程度の事で済むはずです。むしろこれに懲りずに色々な体験をもっと積極的にしていってほしいと願うべきだと思います。
得てして保護者の中にはついつい子どもかわいさで過保護になりがちな方がいますが、果たして本当の意味で子どもの為になっているのでしょうか?自分自身で生き抜く力、たくましさをもっともっと子ども達には身につけていってほしいと思います。その為には、子どもの頃に色々な体験、経験をしていくことが大切なことだと思います。
なかなか目に見える形ではわかりにくい事ですが十年後、二十年後必ず何かの力になっていってくれるだろうという様に考えています。そしてそれこそが私どもにとっての顧客満足に繋がるものと考えています。またこの様なことをもっと啓発し保護者の方々に理解して頂くことも重要と考えています。
長くなりましたが、次は市民交流委員会柿沼副委員長宜しくお願いします。